東京美術館&ギャラリー巡り/2019年秋
- iroiro_nadonado
- 2019年9月29日
- 読了時間: 4分
ほぼ思いつきで9月最後の連休、東京へ行ってきました。日曜&祝日ということもあり、休館しているギャラリーも多かったので、休館日は前もって調べておけばよかったなと反省。。。

今回も一泊二日で、前回も止まったTHEビジネスホテルに宿泊。駅近で朝食無料なところがお気に入りです。
2日間で巡ったのは以下。
高島屋銀座「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展
21_21 DESIGN SIGHT「虫展」
東京ミッドタウン・デザインハブ「ゼミ展2019」
森アーツセンターギャラリー「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」
東京国立近代美術館「高畑勲展」
東京オペラシティ アートギャラリー「ジュリアン・オピー展」
世田谷文学館「原田治展」
建築倉庫ミュージアム「構造展 -構造家のデザインと思考-」

1/美と、美と、美。資生堂のスタイル展
資生堂の歴代パッケージデザインや広告イラストを見たく、高島屋銀座へ。展覧会のアートディレクションはKIGIさん。資生堂がどんな姿勢で製品やブランドを作っているのかを垣間見れる素敵な内容でした。来年3月には大阪にも来るので、また見たいなと思います。

2/虫が苦手でも面白かった虫展
虫が苦手なのですが、思い切って行ってみました。入ってそうそう後悔しそうになりましたが、、、展示会のあちこちに掲載している養老先生の言葉キャプションを見ていくと、「虫って面白いかも!」と思えてくる不思議体験でした。お土産コーナーにある美しい虫図鑑が欲しくなるくらい。

3/ゼミ展2019
21_21 DESIGN SIGHTのすぐお隣にある東京ミッドタウン・デザインハブへ。各種大学のデザイン系のゼミの研究結果や制作物を一同に見ることができる珍しい展示会でした。私が行った日にはトークイベントも開催されていたので、少しの時間でしたが、制作の裏側を聞くこともできました。

4/バスキア展
何かと話題のバスキア作品ですが、例の作品以外にも多くの作品が展示されていました。バスキア自身が日本に訪れた際の作品もありました。どの作品にも共通して、社会への皮肉や批判のメッセージが隠し込まれていて、そのメッセージを知ると作品の見え方が変わってくるのが不思議でした。ただ楽しく絵を描いているというよりも、メッセージを絵で発信する強い意志がこの画風になったんだろうなと。また見たい展覧会でした。

5/高畑勲展
初めて、美術館で感動のあまり泣きそうになりました。見られる際はぜひwebで先にチケットを取ること、音声ガイドを借りて、ハンカチを片手に回ることをおすすめします!音声ガイドでは当時作品に関わったアニメーターさんの解説も聞くことができるので、展示会を120%楽しめると思います。どの作品でも新しいことにトライしつづける姿勢に、とても感銘を受けました。またかぐや姫や他の作品を見直したくなります。

6/ジュリアン・オピー展
インスタグラムで多くの方が投稿されていて、とても気になっていたので行ってみました。インスタでは気がつかなかったことが、作品がとにかく大きいこと。天井10mmくらいはあるのでは?というくらいに。シンプルな線で表すことで、見えてくる何かを感じさせる作品でした。動きであったり、形であったり、それぞれの作品で見せたいものがあり、その手段を追求していくことが面白いなと。

7/原田治展
ミスタードーナッツのキャラクターでお馴染みの原田さんの個展に行ってきました。原田さんの作品は多岐に渡り、いろいろな手法で描かれている時代もあったのが意外でした。まさしく、イラストレーターとして理想の生き方だなと思う一方で、時代の写りかわりに敏感かつ、合わせていけること、続けていくことが大事など勉強になることが多かったです。

8/構造展〜構造家のデザインと思考〜
美術館めぐりの最後に、建築倉庫ミュージアムで開催されている構造展に行ってきました。いつも奇抜な建築を見るたびに、建築家はどこまで実現性をもって設計しているのだろうと不思議に思っていたのですがその謎が解ける内容の展覧会でした。初めて「構造家」という職種を知りつつ、その方達がどのように建築設計に関わっているのか、舞台裏を知れてとても楽しかったです。
まとめ
今回の美術館巡りでは、「新しいところに行く」「普段見なさそうな展覧会に行く」をサブテーマにしていました。全く知らないところに行くのは少し不安もありますが、行ってよかったなと思います。「前に行ったことある」で、どんどん行動範囲が広がるも楽しいです。足が棒になりそうでしたが、休み休み巡ったので、なんとか巡れました。これダイエット効果もあるので、定期的に関西でもやりたいなと。一緒に巡ってくれる方も募集中ですw
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