リフレクションカードを使って内省した話
- iroiro_nadonado
- 2019年7月29日
- 読了時間: 3分

少し前になりますが、7月上旬にMTRL KYOTOさんで開催されたリフレクションカードのイベントに参加してきました。とても新鮮な体験だったので、参加してみた感想をまとめてみました。
そもそもリフレクションカードって何?
簡単にいうと「ゲーム感覚で気軽にリフレクション(内省)ができるカード」です。
(詳しくは、こちらの公式販売ページを参照ください。とてもわかりやすいですw)
リフレクションカードを使ったゲームの簡単な流れ
・数人1組となる(今回は初対面の方3名でした)
・まず主人公となって語る人の順番を決める。
主人公でないターンはサポーター役となる。
・主人公は何について内省するか、テーマカードを選び、1分程度で詳細を説明する
・サポーターは主人公の話を聞いて、聞きたいことを質問カードを選び聞いていく
・主人公は質問カードに回答していく
・一通り質問が終わると、サーポーターはアドバイス用のカードを選び、主人公にアドバイスや感想を送る
・この流れを各人が回すと、最後に主人公それぞれが、専用のカードを選び
全体を内省し、終了。
といった流れで実施しています。
1/ゲーム感覚だからこそ気兼ねなく聞ける、答えられる
はじめは、初対面の方に質問すること、答えることに
「恥ずかしいな」と思いつつも、ゲーム感覚で進んでいくので
いつの間にか楽しい雰囲気になって、どんどん話してしまうという恐ろしいw効果がありました。
内省するからには、人によっては自分の根幹をさらすことにもなりますが、
実施前に「否定はしない〜」「他言しない〜」などの一定のルールもありつつ、
初対面の人だから聞けること、答えらえることがあるな〜と実感。
反対にバックグランドを知っている人と実施すると、
初対面の方とは違う深いところまで内省できるようなので、いろいろな方とやると違う発見がありそうです。
2/予想外の切り口の問いで、深い内省ができる
サポーターが主人公に質問をするためのカードはさまざまな視点のものが
用意されています。
「これ聞くと困らせるかな。。。」という鋭い質問でも、
「カードに書いてあるからしかたない!」とすんなり質問できてしまいますw。
思ってもみない角度からの質問もあるので、自分が自覚していないことを気づかせてくれます。
3/他の人の回答にも気づきがある
これは予想外だったのですが、自分が主人公の時よりも、
サポーターの時のほうが私は発見や気づきが多かったなと。
主人公の時には、サポーターの質問とアドバイスによって自分の課題や解決策を客観的にみつめることができます。
サポーターの時には、他の主人公の方の回答を聞くことで、自分の中にはない視点や行動原理を知ることもでき、得るものも多かったです。
4/個人だけでなくチームの内省化などにも使える
今回は、個人の内省としてゲームを体験したのですが、チーム全体の内省にも使ってみたいなと思いました。日々同じ業務をしていても見えている課題や視点は立場によって異なっています。その差を埋めたり、同じ課題認識を持つためにもリフレクションカードは使えるなと。そしてなんといっても遊び感覚で気軽にできることはいいなと。
まとめ
リフレクションカードを体験して、自分一人ではなかなか気づけないところまで内省できたのはもちろんですが、人に思いや考えを伝える訓練にもなるなと。自分がやりたいことは自分だけでは完結しないことも多いので、遊びながらこの伝えることも強化できたらいいなと思いました。
Comments