top of page

iroiro.log

インハウスwebデザイナーのアウトプットブログ

仕事でメンタル崩壊しないために気をつけている5つのこと


数年前、仕事でメンタルや体調を崩してしまい、社会からしばらくドロップアウトしていた時期がありました。その時を思い出すと今でも少しツラいですが、仕事と自分の適切な距離感を学べた良い機会だったのかなとも思ってます。今回は、その時期の経験や周りの方の助言ももとに「仕事でメンタル崩壊しないために気をつけていること」を自分なりにまとめてみました。



1.業務評価(デザイン評価)=自分自身の価値と思わない

某大手のアパレルでアルバイトしていた時に、社員の方で

「今怒っているのは、あなた自身にではなく、あなたが行った業務フローについてです。」

と必ず何に対して注意をしているのか前置きする方がいました。この言葉は、制作の現場でも言えることだなと思ってます。

時にデザインに対する低評価を「自分の考えや、感覚を否定された」と自分自身の価値と結びつけてしまうことがあります。でもその裏には、クライアントやディレクターとのコミュニケーション不足、制作前段階でのリサーチ不足や認識違いなど様々な原因があります。

業務評価(デザイン評価)を自分自身の価値評価ではなく、業務の進め方の評価と置き換えると自然と評価に対して客観的になれるのでオススメです。



2.外部評価以外の自分なりの成長評価を持つこと

外部的な評価がいろいろな要因で左右される時、仕事へのモチベーションを失ってしまったり、燃え尽き症候群になってしまうこともあります。また、業務によっては縁の下の力持ち的な内容に、なかなか評価が上がらないといった状態もあるかもしれません。

そんな時、外部評価とは別に自分なりの成長評価を持つことが大事だなと思ってます。

「今回はこのやり方を試そう」「新しい手法、技術、を試してみよう」など自分自身の範囲でトライできることを課していくと、モチベーションアップにもつながります。

またその姿勢をきちんと上司や周りにもアピールしておくことで、外部評価をあげるきっかけを作ることもできると思ってます。



3.自分のキャパの限界を知り、周りに発信しておくこと

自分の仕事のキャパの限界を知っておくことは一番大切だと思っています。頼まれたことをとりあえず受けていると本当にメンタルもカラダも壊してしまいます。仕事をふる側も「すべてやって欲しい」と思っているわけではないこともあります。

自分の仕事のキャパを超えそうな場合は、「現状の説明」「優先度の確認」「対応できる期日や対応できる範囲」などを仕事をふる側に発信しておきます。そうすることで、仕事をふる側も別案(外注先にふるなど)を考えることができ、未然に仕事の遅延を防ぐことができます。そして、これを徹底しているとクオリティーを保ち、期限にきちんとあげてくれるデザイナーとして、仕事をふる側からも信頼してもらえます。



4.社内の人以外との交流を持つこと

社内で当たり前だと思われていたり、低評価なことも社外にでていくと以外と高評価だったこともあります。また他の企業の方の話を聞くことで、今の社内だけでしか身につかない経験や技術も自覚できるかもしれません。いろいろな意味で自分のやっていることを広い業界でどのように評価されるのかを客観的に知っておくことは、自分の市場価値を知ることにつながります。自分の行っている業務へのモチベーションアップややりがいにもつながるかもしれません。



5.仕事以外で、自分で好き勝手やれる分野を持っておく

巷でよく言われる「仕事以外に没頭できる趣味を作ったほうがよい」というものです。仕事では自分のやりたいようにやれることはほとんどありませんw(要望や課題の解決ありきなのでそれが正しいのですが...)。そんなときに、仕事以外で自分で好き勝手にやれる分野(クリエティブ系であれば、音楽作る、イラストを描くなど)を持っておくと、ストレス発散になりますし、またごく稀にその分野が仕事に繋がることもあります。願ったり叶ったりです。



最後に

仕事のやりがいは人それぞれです。自分が仕事にどんなことを求めているのか、自分の人生にとっての仕事の立ち位置をある程度決めておくことが、メンタルを守りつつも、仕事に迷いなく挑めるかなと思っています。あとは、周りに自分の悩みを発信していくと、意外と同じようなことで悩んでいる人、過去に悩んでいて解決方法を持っている人を発見できることもあります。仕事で「なんだかな...」と思っている方は、ぜひ周りに発信してみることもオススメです!


閲覧数:16回0件のコメント
bottom of page